毎日毎日,そのゲーム機が欲しくて親にねだって,そしてやっと買ってもらえることになって,おもちゃ屋に足を運ぶときのドキドキを思い出させるようなこの感触,それがやっぱり,任天堂,なのだろうか。
任天堂が来年7月に発売予定の新型ゲーム機「ゲームキューブ」が公開された。その名前通り,縦横15cm,高さ10cmの立方体で,黒青白桃黄色の5色。メディアは松下電器産業の独自企画のゲームキューブディスクを採用。CPUはIBM社のパワーPC「ゲッコー」の405MHz。
おいおいまたこんなんかいというキューブでした(^_^;)。任天堂はネットワーク端末としてはゲームボーイアドハンスドを先行させるので,ゲームキューブに標準のネットワーク装置がないのはまぁよしとしましょう。噂ではDVDメディアということだったが,たぶんDVD機能は松下が出すゲームキューブ互換機に回して,任天堂ハードとしてはゲーム機としての位置づけを明確にした感じか。
誰もゲーム機として見ていないプレステ2の後だからだろうか,純粋なTVゲーム機は話だけでドキドキする。「新しいゲーム機が欲しい〜〜」と叫ぶ喜びに浸らせてくれる。スペック的な魅力はやっぱりIBMのゲッコー。コンシューマー向け製品としては,iBookに次ぐことになる銅配線技術採用の製品だ。フルカスタム化されたLSI「フリッパー」や,高速DRAMのメモリなど,きちんとゲーム用に最適化されているボードには,今の自分がドキドキしている。ドキドキ,ドキドキ,ドキドキ,のゲームキューブ。
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